ほんたうに?本当に全て変わって見える、今日からは。知らんけど。

 

また、また、
週末になってしまったわ。
この前ブログの続きです。

「ほんたうに俺でよかったのか」
細胞生物学者で、歌人の永田和宏さん出演の
NHK BS1 スペシャルの番組のこと。

IMG_7247

40年の恋歌、読んでみたい。
近いうちに必ず。それはまちがいない。

権威ある科学賞を受賞されているというのも
この番組を見るまで知らなかった。
科学者と歌人、吾、無知なる故の意外感だった。

その無知の続きで言うならば、彼の亡くなった妻で
戦後を代表する女流歌人の河野裕子さんのこともだ。

正直に言おう、番組の後、インターネットで片っ端から
検索して瞼が重くなるまで、お尻が座り続けて痛くなるまで
関連記事を読んだ。

もちろん、10年間のご夫婦の闘病の記録とワンセンテンスで
言っても、二人の歌人の人生の記録だとしても、
私にとって、小さな池に大きな山ほどの岩がなげこまれたような
インパクトだった。
あの一時間にも満たない番組をみてから、私の中で
何かがかわった。
3.4日経った今でも、感動で胸がいっぱいだ。
若者の言葉でハイの状態がいまも、である。

私は、南カリフォルニアの土地に住んで毎月短歌の勉強会に
参加することを楽しみの一つとしている。

日本の言葉の奥行の深さとかが、
40年以上のアメリカ生活で、
私の中から無くなりつつあるのを感じている。
日本的な感性とかだが、簡単に言うなと叱られそうだかね。

番組では、亡くなった妻とのこととか、知り合う前からの
日記を読むというとても個人的なことまでも語っていた。

IMG_7254

短歌とエッセイで綴られている夫婦の人生の記録。
番組では、息子さん、娘さん、それに河野さんが亡くなった後で
生まれた孫娘の姿もあった。
息子さんも、娘さんも歌人である。

テレビ番組とその後のインターネット検索で知った
歌人夫婦のこと。
もっと、もっと知りたいと思った。

その前に、この前のブログに書いたように何冊、何十冊にもなる
自分自身の日記を処分しようと思う。

短歌の作品だけでええやん! 
上手い、下手はべつにして。残すのは。

日本語の読めない夫、長男、長女がもし、日本語のわかる人に
翻訳をたのんだりしたらと思うとゾッとした。

恥ずかしながら、恥ずかしい思いを恥ずかし気もなく何十年も
日記に書いていました。

知らんけど。

コメント

このブログの人気の投稿

カラオケ感激の一日!優勝チームやねん。知らんけど

ルンルンカラオケ動画もアップしたよ。なんとか。知らんけど。

一年間のご無沙汰。はるばる来ました日本へ〜 知らんけど。